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ユニバーサル（UN）水貯留システム

これまで経験したことのないような熱波や渇水に伴って国内外で山林火災が激増しており、先般行われたG7では各国で相次ぐ大規模な山火事に対して統合的に対応するとの共同声明が採択された。

貯留材「アクアパレス」と残置型枠「UNフォーム」を組み合わせた当製品は、雨水を貯留して洪水防止に役立つだけでなく、火災時の初期消火や延焼抑制としても活用できる。また、災害後の水道インフラ復旧までの生活用水確保、企業の事業継続といった対応が可能となり、防災・減災に強いまちづくりに貢献するものである。遠くから水を運んでくるのではなく、地域ごとに必要な水を確保するオンサイト貯留が強靭なまちづくりへの一歩だと言えるのではないだろうか。

かつてJICA（国際協力機構）の普及・実証事業に採択され、インドで600㎥の地下貯留槽を施工した。その際に、日本ではあたりまえだったことが通用しないという事態が続発し、窮地に追い込まれた。そこから当社の「世界中、どこでも誰でも施工できる標準システム」の開発がスタートし、改良を重ねてようやく完成したのがこのユニバーサル（UN）水貯留システムである。

【参考価格】
65,000円／㎥
※建設地・貯留タイプにより異なりますので都度、お問合せください。